ひきこもりのひとりごと

40代ニートの生態や思いを書いてます

サッカーコラム

さて明日のポーランド戦を前にして気が早いけど日本が決勝トーナメントに行ったとして気がかりなことがある。

それは予選リーグを突破したことで満足してしまう選手が出てくるのではないかという危惧だ。

日本の過去のワールドカップでの最高成績は’02日韓大会と’10南アフリカ大会のベスト16だ。

サッカーファンとしてはその壁を突破してほしいという思いがある。

日韓大会の時は正直自分も予選リーグ突破で満足してしまっていた。

その大会て韓国が4位まで駆け上がるのを見ながらもっと上を見るべきだったと悔しかった。

南アフリカ大会の時は今度こそと思っていたのだが選手の中には満足していた部分もあったようだ。

少し前にテレビで当時の代表だった松井大輔が満足していた部分と勝てるという油断があったと話していた。

南アフリカ大会の日本代表の状況は今回と似ている。

大会前の強化試合で結果が出ず周りからは不安視されチームの評価は低かった。

そんな中でチームは団結し一つになりベスト16に進出したのだ。

今回も似たような経緯をたどっている。

ということは批判にさらされながらも予選リーグを突破することで満足してしまう選手が出てきてしまうかもしれない、いや出てくるだろう。

 

そういった選手に「まだまだこれからだぞ」と本気で思わせられる人がどれくらいいるか。

今回のチームは四年前の悔しさと経験を糧にここまで戦ってきた。

長友は「あれほど悔しい思いをしたことはない」と言っていたし、

本田は「自分のサッカーへの考え方を根本から変えなければいけないかもしれない」と言っていた。

その経験を若い選手達に伝えて。

 

ここで気が付いた。

今のチームには四年前だけではなく八年前の悔しさを知っている選手も多くいることに。

本田、長友、岡崎、吉田、川島、長谷部

パラグアイとのPK戦に敗れ呆然と立ち尽くし涙を流した悔しさを知る彼らがいるのだ。

四年前だけではなく八年前の悔しさと経験を彼らがチーム全体に伝えることができれば日本は壁を突破できるかもしれない。

今回の代表は今までのワールドカップで一番平均年齢が高く、それを批判されもしたが

西野監督がそこまで考えて選手を選んだのだとしたらとてつもない名将ということになる。

まあそれはないか。