ひきこもりのひとりごと

40代ニートの生態や思いを書いてます

純粋な若者たち

散歩してたら、いつも通る公園の山の上に若者たちがいた。

人と接するのは苦手だが特に若い人の集団は厳しい。

無害そうな老人やおばちゃんならいいのだけど。

なので山を迂回して会わないように歩いた。

彼らの話し声が聞こえてくる、どうやら日本人ではないようだった。

いつものコースをまわって帰り道、再び彼らを見つける。

しかも今度は進む道の正面から歩いてくる、しかたなくそのまま通り過ぎようとしたら彼らが声をかけてきた。

よく聞き取れず少し考えて分かった、挨拶をしていたのだ。

家の近くに東南アジアから来た若者たちが日本語を勉強する施設と寮がある。

近所の人に会ったら挨拶するように教えられているのだろう、家の庭の横を通り過ぎる集団全員にあいさつされたこともある。

「こんにちは」も発音できないところを見ると、まだ日本に来て間もないのだろう。

遠い日本のこんな若い人が遊ぶところなど何もないような田舎町に、彼らは生活のため生きるためにやってきたのだ。

比べて自分が情けなく申し訳なくなる。

せいぜい家の周り半径2㎞ほどをぐるぐるしてるだけで何もしていない自分が。

笑顔で挨拶してくる褐色の肌をした純粋そうな彼らの顔を、自分はまっすぐ見ることができない。

 

今日の体調 背中が痛い

 

今日のスウィーツ ヤマザキのブルーベリーパイ