ひきこもりのひとりごと

40代ニートの生態や思いを書いてます

令和に生まれる

令和生まれの最初に見た生き物はカマキリだった。

庭の隅、正確に言えば庭の隅の柵の外側にある枯れた草の茎にカマキリの卵があるのは知っていたのだが、草は倒れて斜めになっているし卵もしなびた感じでいつからあるのか分からないし、もう中は空なのかなとも思っていたのだが、さっき散歩から帰ってふと気になってみると生まれたてのカマキリの赤ちゃんがうじゃっとぶら下がっていた。

まだ体が固まっていないものや目も開いていないようなのもいたし、卵から出ている途中のものやもうすでに歩いてからだも緑っぽくなっているのもいた。

雨上がりでぬれた卵から出にくそうで出られないでもがいているようにも見える。

でも乾いていたほうが硬くてだめなのかもしれない。

すでに小さなアリに食いつかれているのもいた。

このうち何匹が大人になれるのだろう。

自然は厳しい。

ぬるま湯の自分とは大違い。

 

今日のスウィーツ ダッツのチェリーカスタードパイ