ひきこもりのひとりごと

40代ニートの生態や思いを書いてます

散歩

去年の夏に引いた風邪が二か月も治らなくて体力の低下を痛感したので毎日散歩することにした。

以前は飼っていた犬の散歩で歩いてたけど、それもなくなって歩く機会がほとんどなくなっていたので初めはちょっと歩いただけで疲れるし足は痛いし、我ながら情けなかったが、今ではまあ普通に歩けるようになった。

風邪は依然引きやすいけども。

 

ここは海まで歩いて5分の田舎なので、色んな生き物がいて楽しい。

まず多いのは鳥、公園の池や近くの田んぼにはいつも、シロサギ、クロサギアオサギがいて冬になるとカモや渡り鳥がやってくる。

たまにしか見られないけどカワセミの鮮やかな青い羽根がとてもきれいだ。

キジもいてたまに遠くから鳴き声が聞こえてくる。

 

池にはカニや小魚がたくさんいて生命の豊かさや力強さを感じる。

クラゲの赤ちゃんを見たこともある。

 

公園の土はいたるところが掘り返されている、モグラの仕業だ。

その公園で以前ウサギを見たことがあって、野うさぎまでいるのかと感動したのだけれど、その後は見られず、あれは誰かが飼ってたウサギを放したものだったんだなと思っていたのだが、最近ウサギの糞らしきものが一か所にまとまって落ちているのを見つけて、また希望が出てきた。

 

近くの海にはウミガメが卵を産みに来ることもあるらしいし、ベランダにカエルが住み着いたり蝶のサナギが羽化したり動物好きにとっては楽しい。

窓から見える景色も広々として飽きない、前の家は都会にあったので景色も無機質でみてると寂しくなった。

田舎の方が自分には合ってるようだ。

ただ土地勘もないしどこに行くのにも車がいるので、前の家のように自転車さえあれば行きたいとこにどこにでも行けるというわけにはいかなくなった。

社会復帰という事に関しては遠のいたのかもしれない。